メンヘラ・ヘラ・ヘラ 〜プロローグ〜
これは、お母さんが実際に体験したホラー的な内容です。妊婦のミキコさんには刺激が強いかもしれませんので、一人の時は読まないでくださいね。ビックリして、急に産気づいたら大変!ですから。。。
〜プロローグ〜
お母さんは昔から、男女問わずメンヘラに好かれる傾向にあります。
なんですかね、メンヘラって日常の社会生活の中に溶け込んでいて、一見分かんないですよね。
大抵メンヘラは、一見大人しくて愛想もよく、まだ親しい関係になるまでは、本当にいい人なんですよね。ちょっとした悩みを言ってくれる時でも、すごーく言葉を選ぶし、なにごとにも思いやりがあるかんじです。
でも、メンヘラには心に深い深い闇があります。その闇は到底フツーの人には理解できず、関わると時には命の危険にすらさらされます。
メンヘラは人の心を当たり前のように蝕みます。そして、歪んだ愛情表現を持っています。
その歪んだ愛は、そう簡単に人にさらけ出す事はありません。
でも、ある日メンヘラが人に受け入れられないような事を話してきて、それを理解して受け入れてしまうと、突然急接近してきます。歪んだ愛を全力でぶつけてきます。
その後は、もう地獄です。
メンヘラに振り回され、全てメンヘラが正しく、メンヘラを受け入れられない自分が人として劣っていると感じるまでに自分が病んできます。
メンヘラは自分に自信がありません。
自信がない自分でも、こんなに頑張っているというスタンスで基本は接してきます。こんなに頑張ってるのに、なぜ分かってくれないのかと全力で攻めてきます。
お母さんは、こんなメンヘラ達に何度も翻弄され続け、時にはお母さんも立派なメンヘラになってる時もありました。
ミイラ取りがミイラになるってこの事ですね。
お母さん、我ながら上手いこと言うなって笑ってますけど、当時は大変だったんですよね。
そんなお母さんのメンヘラに翻弄された実話の物語です。