ちびまる子ちゃんとお母さん
ボクは猫なのでよく分からないのですが、お母さんは学生時代のあだ名が
「まるちゃん」だったそうです。
当時テレビで放映が始まった「ちびまる子ちゃん」の主人公まるちゃんの
髪型が似てた事、背が小さかった事、同じクラスに同じ名前の子がいて
その子と呼び名を区別するとの理由で、お母さんは「まるちゃん」と呼ばれる
ようになりました。
お母さんは、それ以来何となくちびまる子ちゃんに親近感を持っていて、
だいぶ大人になった今でも、毎週日曜日はちびまる子ちゃんを見ていました。
今月15日、お母さんはFC東京のサッカー観戦に頑張り屋さん達と行ってきました。
初めてのサッカー観戦であり、ちょっとしたきっかけで行ったのですが、
そのFC東京の監督は、ちびまる子ちゃんに登場したキャラクター、ケンタだったんですね。
お母さん、知りませんでした。
昨日、お母さんはちびまる子ちゃんの作者が亡くなったことを報道で知りました。
あだ名がまるちゃんだったので、何とも自分の分身が死んだみたいで、お母さんは
初めて全くの他人の死に涙しました。
サッカーに全く興味のないお母さんが、ちょっとしたきっかけでたまたまFC東京の
サッカー観戦に行って、その観戦の試合の日にちびまる子ちゃんが亡くなるなんて。
お母さんは、不思議な運命みたいなものを感じました。